今日読み終えた本 0804022008/04/02 22:21

 「手紙」 東野圭吾

 敢えて書くことは無いくらい知られた本なんで、何も言う事はありません。
ハンドルネームが出てくるのがあれだけど。

 ある意味、東野版「罪と罰」なんだろう。
在籍した高校では年に一度、観劇させられて、一年坊主の時に観たのがドフトエフスキーの「罪と罰」だった。
忘れてしまったけれど、なんか有名な劇団が演じたそうで、みんな出だしから引き込まれてしまい、最後まで騒ぐ奴がいなかった。
熱が入った演技と物語の素晴らしさに感激してしまい、その帰りに本屋に寄り、岩波文庫版を手にして帰宅した。
三年の時には、一部の馬鹿が幕開けで騒いだせいで、俳優の意気が途端に下がったのが目に見えて判り、馬鹿共に本当に腹がたった。

 あれから罪ばかり犯してきた現在の自分が、あの「罪と罰」を観たら、同じように感激できるんだろうか。
などと、本題とは関係ないことを考えさせられた本でした。

今日読み終えた本 0804032008/04/05 21:44

「逆説の日本史 巻14 近世爛熟編」 井沢元彦

古代から近代に近づくにつれ、比例してつまらなくなっている感がある。
史料を自分の結論に合わせるべく、都合の良い解釈ばかりしているのはいつもの事だけど、シリーズ開始当初はそれが面白かったのに、最近はくどく感じるようになってしまった。

これからは、連載されてる週刊誌を、時々立ち読みすれば用は足りそう。

ゆるめのハブ2008/04/06 21:26

 散り急ぐ桜を愛でながら、本牧根岸辺りをポタリング。

 今年の桜は、ここ数年で一番長い間、楽しませてくれたけど、週末の桜はこれで見納めだね。
穏やかな陽の中を走っていて、ふあっと沢山の桜の花びらが舞い落ちてくる時なんか、もしかして俺は三途の川を渡ってしまったんじゃないのか、なんて浮遊感があった。

 しかし、本当に自転車を走らせていると、心地よい季節になっった。
まあ、今日なんかだと、歩いていようが寝ていようが、屋外が気持ち良い一日だけど、自転車で風に乗っていると、気持ちよさ10倍って感じなんですね。

 もう少し経つと、ボトルがたちまち空になったり、ヘルメットから汗が滴り落ちてくる季節が来るから、今の内に沢山走って、心地よさを充電しておくんだ。

 なんて考えながら走っていたら、先日グリスアップしたハブの締め込みが不足しているようで、ちょっとガタつくのに気が付いた。
すげえ滑走感で回るけど、こりゃ駄目だね。来週末には、またいぢり直しです。

今日読み終えた本 0804072008/04/07 22:48

 「サクリファイス」 近藤史恵

 自転車海苔の間では、とても好評だった本です。
何故にそこまで、と思えるような人物設定も有りますが、面白く読み通せました。

 自転車に興味が無い人たちが、どのような読後感を抱くのか、ちょっと興味が有ります。まあ、ロードレースに興味が無い私でも、一気に読めたので、あまり関係無いのかな。

出戻りします2008/04/11 22:38

アサブロの使い勝手が相変わらず悪いままなので、また放置。
元のFC2を、近々再起動させようと思います。

http://fulviafh.blog32.fc2.com/