本来有るべき姿2016/06/15 21:20

月曜日の帰宅途中にスマホを再生品と交換してきました。
再生品ってどんなものかと言えば、見た目は新品そのものですね、付属品は一切付いていないけど。
同じ機種なのに新旧持ち替えてみると、明らかに分かる旧の方の背面の膨らみ具合。
毎日使っていると気付かない位の微妙な変化なのに、途中の時系列を省けば直ぐに分かる位の異常。

今まで使ってきた方はデータ確認してから郵送してくれれば良いって言われたのに、DOCOMOのバックアップアプリ使ってSDカードにコピーしたし、郵送とか面倒だと思ってその場で初期化して返却したの。
そうしたら後で分かったんだけど、一番大事なRazikoの録音データのバックアップ取れていなかったというお粗末。

取り敢えず前の環境に戻すべく作業しておりますが、やっぱりDOCOMOの消せない使えないアプリが邪魔。√取るしかないのかな、スキル無いから文鎮化しそうだけど。
バッテリーの持ちが良いので違和感有りますが、これも劣化に慣らされた結果ですね。

交換の予約時間に余裕があったので寄った書店で見かけて買った本。
Gシリーズの最新版で、5月の新刊らしいけれど知らなかった。
Xの悲劇って中学時代に読んだエラリー・クイーンかよと思ったら、χだってカイ。
真賀田研究所にいた島田文子を中心にした物語なのかな。
未だ読み終えていませんが、×シリーズよりは面白いのではないかと思います。

過ぎてしまった半年は短いけれど2016/06/07 22:30

これから先の半年は、やはり過ぎてしまえばあっという間なんだろう。

古典部シリーズの新刊が11月に出版されらしい。
先にアニメ化されてしまった連峰や、雑誌野性時代で読んだタイトル以外にどんな物語が読めるのか、早く読みたいけれど誕生日が近づくのも早いのは嫌だな的な。

あと、小市民シリーズもまだ書いているのは知りませでした。
これも楽しみだけど雑誌に掲載されるのは12月か。

期待2016/01/31 11:28

以前に比べれば全くと言って良いほど読まなくなった本ですが、シリーズ物の中にはまだまだ読む意欲を湧かせる作品が幾つかあります。

ビブリア古書堂みたいに文庫本書き下ろしという体裁を取っている作品は別として(年内には新刊出すとかツイで作者がコメントしてますが、何時になることやら)、文芸雑誌に少しずつ掲載したから一冊にまとめて新刊って形が多いようですね。

一旦は幕を下ろしたかと思った池袋ウエストゲートパークも、昨年の夏にオール讀物に「池袋ウエストゲートパーク 西池袋整形シンジケート」が前偏と後編に分けて掲載されていました。まだ単行本にまとまるには時間がかかるのだと思いますが、刊行された際には手に取る一冊になるでしょう。


そして米澤穂信の古典部シリーズ。「いまさら翼といわれても」の後編が今月発売された野性時代に掲載されています。先月号に前偏が掲載されていたのですが、うっかりして発売日から数日買いそびれたら、もう売り切れていて買えませんでした。
前偏読んでないけれど、あらすじが書いてあるからまあ良いかとABCにあった最後の1冊を購入。

古典部シリーズが掲載される野性時代は、すぐに売り切れてしまうらしくて、読者の期待も大きいのでしょうけど、出版社の売り上げ期待も同様に大きいのか、本来なら前偏・後編に分けずに掲載する文量じゃないんですかね。とか思うけど、先月号に全部載ってたら読めてないんだけど。

単行本かされていないのはTVアニメ化が先行してされた「連峰は晴れているか」を含めて4作品。単行本にまとめるにはもう少しですかね。

推理小説と言うよりも健全な高校生の恋愛物的風味を主として楽しんでいる一読者としては、「遠回りする雛」がきゅんきゅん出来るピークだったのかなという気がします。
(未刊行では「長い休日」がそちらの系統ですかね。)
このシリーズは(と言うか米澤さんの作品は)苦い終わり方をするのが多いので、きゅんきゅんしている方がどうなのかという意見は自分の中にもありますが。
今回は千反田が人生初めての蹉跌を味わうというか、これから奉太郎がどう千反田に寄り添っていくのか、次作を早く読みたいおわり方になっています。

シリーズ物2014/09/15 21:36


 クランクインしているらしい、ももクロが演じる映画の原作ではないかと噂されているのが、平田オリザさんの「幕が上がる」。

 買っても良かったんだけど、図書館のHPで検索かけたら待たずに借りられる事が分かったので即、申し込んだ。

 
 
 学生演劇を舞台にした、なんだろう、過去に観た映画だとスウィングガールズの設定を思い出すような、爽やかな読後感。
キャスティングをどうするのか、検討しながら読む楽しみもあるので、ももクロのファンには一読をお勧めします。半日もあれば読み終える事が出来る程度の文量です。

 
 
 

 映画の情報が公開されたら、全く関係ない小説かも知れませんが、それも又一興と言うことで。

 
 

 このところ本を読むモチベーションがどこかに行ってしまったのですが、「幕が上がる」の勢いを借りて何冊か読んでみました。

 みおつくし料理帖シリーズの完結編となる「天の梯」とIWGPシリーズの外伝的扱いになるのかな、「キング誕生」もその一つです。

 
 

 人気のあるシリーズの終わり方は難しいですよね。「天の梯」は勢いがある内に上手に収束させたように思います。このシリーズを読み続けてきた読者の大多数が想像していたような形で物語が収束していくので、充足感も大きいのではないでしょうか。個人的には身請け先だけが想定外でした。
登場人物達の今後を描いた外伝が予定されているようなので、これも期待大です。

 

 「キング誕生」は少し期待外れでした。
IWGPはシリーズ初期の数巻の魅力が強くて、後半の間はその惰性で読んできたような。物語の進展と登場人物の年齢がリンクしているので、段々若い時に許容されるシチュエーションが使えなくなっているのかな。
でも、この作品は年齢の枠を外した設定なんだけど、シリーズ初期の黒いギラギラした物が無いんだよね。
石田さんの最近の本を読むと、まあそれもしょうがないのかと思わせるようなのが多くて、残念だなあ。

今日読み終えた本 0804032008/04/05 21:44

「逆説の日本史 巻14 近世爛熟編」 井沢元彦

古代から近代に近づくにつれ、比例してつまらなくなっている感がある。
史料を自分の結論に合わせるべく、都合の良い解釈ばかりしているのはいつもの事だけど、シリーズ開始当初はそれが面白かったのに、最近はくどく感じるようになってしまった。

これからは、連載されてる週刊誌を、時々立ち読みすれば用は足りそう。